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とりぱん17に祇園のアオサギが登場 [読書]

先日11/21に、とりぱん17巻が発売されましたが、ついに、巻頭に祇園白川にいるアオサギが登場しました(笑)

春に出かけられたようで、その様子がよく描かれていますので、気になる方はぜひ入手してください。
ところで桜の木にたくさん集まってるってのはホントなのかしら…

このblogでは、このアオサギのことを以前この記事で紹介しました。

祇園のアオサギ
http://ardea.blog.so-net.ne.jp/2011-09-20-5


とりぱん(17) (ワイドKC モーニング)

とりぱん(17) (ワイドKC モーニング)







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「流域」は地域と地球を知るマジックワード「『流域地図』の作り方: 川から地球を考える」 [読書]

ここ数年の地図ブーム、地形ブームだからこそ知っておきたい、流域住所とは何かを知るための入門書です。





川歩きはもちろん、窪地や崖といった微地形、暗渠など、最近ブームになっている地形・地図ブーム。このような地形は、主に川や海が大地を刻んで作られたものです。駅や郵便の宛先としてならよく知っていても、今住んでいる場所や勤務先がどこの川が刻んだか、パッとわかる人はいますか?

本書では、その場所を流域地図で把握する方法や調べ方について簡潔に書かれていて、ポイントは、すべての大地はなんらかの流域に区分されるということです。逆にいうと、流域を組み合わせていくと、日本全体、地球全体が把握できてしまうというわけで、「流域」はどこでも場所を特定できるマジックワードです。

で、ある場所に降った雨は必ずどこかの川に流れて行くはずで、それを逆に河口側から辿って行くと、枝分かれしていって、最終的にはどこかの源流の谷にたどりつきます。その順で、本流、支流、そのまた支流と名前を並べていくと、その場所の流域住所になる、というわけ。どんな場所でも行政住所に頼ずとも流域住所で特定することができる、というのが分かります。

そして、本書では、この流域住所、流域地図を活用した自然保護活動への活用や、来るべき気候変動への対応について書かれています。これが、もう一つの本書のポイント。フィールドは自然豊かとはいえない都市近郊ですが、流域のどこをどのように自然空間を守るのか、一つには水マスタープランをとりあげ、洪水の調節と水循環や環境の保全について、流域レベルでマネージメントされていることを紹介し、また、鶴見川や三浦市にある小網代の森などで流域スケールでの活動も紹介しています。

本書では、流域地図の作り方を通じて、生きものとの共感や、地球と距離感の近い住み場所感覚を取り戻すことを訴えています。行政住所や里山といった位置情報や感覚は単純明快ですが、水循環やエコロジカルな繋がりを考えながら地域の広がりを理解するには確かに不十分な感じではあります。

地形歩きの中で、どこの川の流域を歩いているかを意識して歩いたり、住んでいる場所が流域のどこかを地図で探すなどしてみてください。きっと、その流域の他の場所にも興味が広がっていくでしょう。河川管理者だけでなく、いろいろな人が流域をベースにその地域や場所を(面白く?)語るようになると、マクロ的視野の環境保護や気候変動対応に関する理解も広がるかもしれませんね。

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従来の歴史解釈を地形と気象で再検証する:日本史の謎は「地形」で解ける [読書]

この本は、歴史的な出来事の考察を、いままであまり重要視されてなかった地形や気象、治水で読み解こうとするノンフィクションミステリーのような一冊です。

日本史の謎は「地形」で解ける (PHP文庫)

日本史の謎は「地形」で解ける (PHP文庫)




地形で歴史的な考察というと、頼朝が鎌倉幕府を開いたという理由が、三方を山で囲まれた天然の要塞だった、と考えられているのはあまりにも有名です。(実は本書では鎌倉を選んだ理由がまだあるのでは?とも書かれています)

このところの地形ブームの折、微地形や、建物に覆われて目立たない地形までも楽しむ対象になっていますが、これが幕府の立地や様々な歴史上の重要な事件に関わっていて、従来の歴史解釈よりも確からしいとしたら、こんなに面白いことはありません。(まさにブラタモリ的ではある)

内容の半分ほどは江戸時代、家康が行った江戸とその周辺の街作り、そして家康が天下統一するまでの出来事について書かれています。江戸幕府の開設に時間がかかった理由は地形にあり、また今よりも水捌けの悪さが考慮されていて、江戸は治水との戦いだったことが納得できるかと思います。

中でも、皇居の向きから忠臣蔵にまつわる様々な謎を解明していく部分はとても面白いと思いました。また、小名木川開削の理由が塩の運搬ではないということや、都市に不可欠な飲み水はどうしていたかや、江戸の治水のために吉原を移転させた、など、時の権力者として着々と治水利水工事を行い、はたまた戦略的に水路を掘り、街としての機能を維持してきたことが想像できると思います。

他にも、延暦寺焼き討ちの謎では山岳地形との関係で、蝦夷征伐や尊王攘夷の意味と稲作文化の関係や、平城京があった奈良の繁栄と衰退などについては、当時の海面の高さや低地の地形に絡めて推測していて、納得できると思います。また遷都の謎などで資源やエネルギーと絡めて書かれているのは面白かったです。

また、近年ではインフラの整備と維持のための資金はとかく無駄使いが指摘されますが、それは無駄ではなく必然的で、また工夫によって維持されていることが垣間見えます。(筆者が河川管理の現場にいたからでしょうか?)

少々厚い本ですが最初から順番に読むと、前章の内容をふまえて書かれているので、次々と読み進む事ができます。人文社会学的な事もところどころで傍証として取り上げられているので、歴史そのものが好きな人にも楽しめると思います。読んでいたら、他の歴史のミステリーも地形で解明できるのでは?と思えてしまいますよ。

↓と、書いていたら、どうやら2月に続編が出るらしいです…

日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】 (PHP文庫)

日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】 (PHP文庫)

  • 作者: 竹村 公太郎
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2014/02/04
  • メディア: 文庫


タグ:歴史 地形

読むのが先か探索するのが先か:凹凸を楽しむ 東京「スリバチ」地形散歩2 [読書]

東京近郊のスリバチ地形を紹介する本、第二弾の紹介です。

凹凸を楽しむ 東京「スリバチ」地形散歩2

凹凸を楽しむ 東京「スリバチ」地形散歩2

  • 作者: 皆川 典久
  • 出版社/メーカー: 洋泉社
  • 発売日: 2013/09/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



スリバチ地形とは台地などに刻まれた谷の谷頭や窪地のことで、谷底との標高差は数10m前後の場所もあって、いわゆる微地形というレベルです。そこには湧き水や暗渠や神社もあったり、街歩きの楽しみのひとつになっています。

第二弾は、東京都内のスリバチで前著「凹凸を楽しむ 東京「スリバチ」地形散歩
に掲載できなかった地域の他、鶴見、横浜、新潟仙台と近県や遠征編も掲載されています。よりマニアックに攻めてきた内容で、地形の変化がわかりにくい池袋や浅草周辺、戸越・大井なども入っています。また鶴見がスリバチの本場と紹介されていて、多摩丘陵民にとっては嬉しいです(笑)。コラムのページも前著にひきつづき、GPS地上絵や建築と地形、基盤地図情報に載っている地面とはどこか?など、地形歩き趣味の人には必読です。

さて、読むのが先か探索するのが先かと冒頭に書きましたが、スリバチの楽しみ方の話です。この本を読んで楽しむ方法はこの2つ。読んだだけでその街の地名や地形、またその位置が頭の中で浮かんでくる人は、その地域のことを歩き回ったり自転車でウロウロしていてよく知ってる人かと思います。逆に行ったことのない街では思ったように内容が入ってこないという人もいると思います。

そこで、まず本を閉じて、その街に行って凸凹に着目して歩いてみましょう。そして休憩のときや家に帰ってきてから、その街のページを見ると、ウソみたいによく理解できます。先日、用事のついでに池袋から椎名町、南長崎あたりをウロウロしたり、新宿までのバス路線に乗ったりして地形を観察してきましたが、読んだ時にはチンプンカンプンだったのが、行ってきてまた読んだら、おーそうだったのかというところが多かったです。どうやら、これがまさに「書を捨て谷へ出よう」の流儀のようです。

初めて行く街や、地形が良くわからない街では、iPhoneをお持ちの方は、東京時層地図などの5mメッシュ標高段彩図を照らし合わせながら歩くと、本書の地図を見なくてもだいたい分かるかもしれません。カシミール3Dで数値地図をプリントできる人はこちらでもどうぞ。

東京時層地図の購入はこちらから(iOS)


横濱時層地図の購入はこちらから(iOS)


とにかく2冊合わせると結構、情報盛りだくさんで、地形マニアとしてはいろいろな街に行ってみたくなりますよね。なんでもない街でも実に面白いと感じられますよ!

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スマホ+カシミール3D GPSログ自由自在 (実用百科)

スマホ+カシミール3D GPSログ自由自在 (実用百科)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2013/01/21
  • メディア: ムック


ブラタモリの作り方からヒットに繋がる気の持ち方 ー「時代をつかむ!ブラブラ仕事術」 [読書]

発行から間が開いてしまいましたが、あの「ブラタモリ」のプロデューサー、尾関憲一さんが書かれたビジネスマン向けの、番組づくりを軸にヒットする企画の作り方を解説する本です。

時代をつかむ!ブラブラ仕事術

時代をつかむ!ブラブラ仕事術



ブラタモリ、私も毎週欠かさず見ていましたが、番組では、タモリさんとNHKの久保田アナウンサー、案内人の専門家の3人で、地形や川の流路といった地学的な視点や、地域に残る歴史的、文化的な視点で街を歩くというのが話題になっていましたよね。

地形的な視点としては、放送開始時点ではマニアだけの楽しみから一般的な趣向になるまさに夜明け前で、パソコンで数値地図を画像として見ることができたり、GPSロガーを手にしてウロウロする人が同時多発的に発生していて、街や、川の流域を理解する手段としてそれぞれが楽しんでいました。また、アースダイバー(こちら)で東京の地形の神話的思考が大変話題になりましたが、それが、テレビで具体的な楽しみ方が紹介されたというのがこの番組かと思います。

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タグ: 街歩き

ランドスケール・ブック ― 地上へのまなざし [読書]

地形の話で一冊。どちらかというとポタリングの人には良いかもしれない本ですが、読んだ感想です。

タイトルはランドスケープではなく、ランドスケールなのですが、地図は自分のいる場所を確かめるためのものというごく当たり前のテーマからスタートして、地図や実際の身の回りの空間をどのように認識するかについて書かれた、街歩きのフィールドワークでの楽しみ方のガイドブックです。



内容は、地形、地図、時間、境界、庭というスケールごとに分かれていて、数値地図を図示するソフト「カシミール3D」やGPSロガーを使った楽しみ方や、土地利用の境界の考え方から広がる内と外の概念や庭の考え方など、著者の考えや提案が書かれています。

著者は造園や建築の専門家で、東京スリバチ学会の副代表をされていて、動物は専門ではないとのことですが、ネコにGPSや小型カメラを付けて行動を調べ、人とは空間の利用が全く異なるといった気づきは、共感できるところがあると思います。

また、空間をどうとらえるか、といった点では、人口の地形をどこを地図上で地形(標高データとして)とするかという話は、なるほどと思いましたし、用水路は結果的に等高線を実際の大地に描いているという見方も面白いと思いました。

何を、もしくは誰を主体として空間を見るかによって、様々な見方ができると思います。それを考えながら読み進めていくと、建築関係でない地図マニアの方にも楽しめるのではないでしょうか。

2012年11月10日は、神田神保町の南洋堂書店でランドスケールカフェが開催されるそうです。微地形模型のプロジェクションもあるとか
http://www.nanyodo.co.jp/nplus2/landscale_cafe.html

関連書籍など

改訂新版 カシミール3D入門編

改訂新版 カシミール3D入門編

  • 作者: 杉本 智彦
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2010/08/18
  • メディア: 単行本



GPSロガー i-gotU GT-120

GPSロガー i-gotU GT-120

  • 出版社/メーカー: HMS
  • メディア: 付属品



GARMIN(ガーミン) ハンディ GPS eTrex10J 【日本正規品】 97006

GARMIN(ガーミン) ハンディ GPS eTrex10J 【日本正規品】 97006

  • 出版社/メーカー: GARMIN(ガーミン)
  • メディア: スポーツ用品


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足もとの自然から始めよう [読書]

小、中学生の子どもさんを持つ親御さんや小中学校の教員の皆さん向けの、環境保護の本です。

子どもたちに環境保護を話すとき、遠くの国の環境破壊や悲惨な状況を話すことは自然嫌いの子どもを増やし、むしろ、子どもの心の地図に応じて、身の回りの自然に親しむことから、環境保護の心が生まれる、と解いている1冊です。

ではどうやって、自然に触れさせれば良いのでしょうか? こどもの成長段階に応じた方法も書かれているようです。
(まだ読み途中です... 追記するかも)


足もとの自然から始めよう

足もとの自然から始めよう




おつまみ横丁の続編 [読書]

先日、こちらのblogで紹介した、おつまみ横丁(アマゾンへのリンク楽天ブックスへのリンク)の続編が出版されていました。

前作に続き、簡単にできるおつまみの紹介本です。えっ、こんな簡単なものまで?というのも載っています。こんな簡単なものも出来ないの?と言われる前に、読んでおくといいかもしれません (TT)


もう一軒 おつまみ横丁―さらにおいしい酒の肴185

もう一軒 おつまみ横丁―さらにおいしい酒の肴185




楽天ブックスはこちらから




文一のハンドブックシリーズで... [読書]

今日、都内の書店に行った時に見つけたのですが、文一総合出版のハンドブックシリーズで、なぜか、これが新刊で出ていました...


花火ハンドブック

花火ハンドブック




なんと花火。パラパラと見ただけですが、花火の種類や形式が解説されているようです。

今まで生きもののジャンルで続いていたこのシリーズ、次にきたのが花火とは驚きました[わーい(嬉しい顔)]
これを機会に、花火を覚えるのも良いのでは?

おつまみ横丁―すぐにおいしい酒の肴185 [読書]

趣向は変わって、おつまみハンドブック(?)です。フィールドスーパーと台所です(笑)

おつまみ横丁―すぐにおいしい酒の肴185

おつまみ横丁―すぐにおいしい酒の肴185

行きつけの本屋さんで、品出し前に台に積まれていた本の中にあったのを見つけました。こういうジャンルの本は滅多に買わないのですが、パラパラめくってみて、いかにも美味しそうで簡単に出来そうなおつまみばかりなので、即購入(笑)。

あっという間にできてしまうものから、サラダ、煮物、焼き物、揚げ物、炒め物、和え物など、そして、鍋や〆の一品など、185種類のメニューが奇麗な写真と一緒に載っています。美味しそうで、想像するだけでヨダレが出てきますし、実際に作りたくなってしまいます。

もちろん分量も作り方も書かれていて、なおかつ、初心者にも分かるように料理本で良く出てくる用語の解説や、三枚おろしなどの調理のキホン、材料の保存方法や調理方法に役立つコラムも載っています。

お酒を飲みながらでも作れるかもしれませんね。私は、決まりきった料理以外はあまり出来ないので、いろいろ試しながら、お酒に合うおつまみを作る、とか言うのは憧れますね(笑)。研究室でおつまみを作ることもあるので、何作ろうかな?美味しいのがあったら、レポートします。