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書肆アクセス明日まで [日記]

...ということで行ってきました。

神田神保町といえば、古書の街として知られている他、三省堂や書泉などの新刊本の大型店も多いのはご存知の方も多いかもしれませんが、その影で小さい本屋さんが明日1軒閉店します。「書肆(しょし)アクセス」という本屋さんです。

閉店間際ということで、様子をうかがいにいったところ、狭い店内にたくさんのお客さんが。ビッシリ本があったはずの本棚にも隙間ができ、だいぶ売れているようです。私がお願いしていた本もいくらか売れていたようで、ありがたいです。

10年前にこの本屋を見つけたのですが(続きを読むを参照)、大型書店でも手に入りにくい本を気軽にパラパラめくって読める本屋さんがなくなるのはとても残念ですが、客としても納品側としてもいろいろと楽しく、また勉強させていただいた本屋さんでした。またこのような本屋さんが現れることを願っています。

書肆アクセス


この本屋さんを見つけたのは私が大学生の頃。その頃は自宅は横浜、学校が津田沼近辺と長距離通学していました。その中間にあったのが神保町で、定期をわざわざ神保町経由にして途中下車し、このあたりの本屋に通っていました。その時に、回りの書店とは品揃えが一風変わった本屋さんを見つけました。それが書肆アクセスです。

店の間口はとても狭いのですが奥行きはある程度あり、天井まで達する本棚には、北海道から沖縄まで、全国から集まった見たこともないような本が揃っています。表紙や背表紙を見るだけでも、全国各地を旅しているような感覚になり、本を開けばさらに濃い内容に感心してつい買ってしまうこともあります。横浜に住んでいるのに横浜にない本もあったりして驚くこともあります。とにかく30分ぐらい本棚を眺めていても飽きないです。とほなどの北海道情報誌や、鎌倉街道、川崎の地名、生きものに関する小出版本などは、ここで見つけました。神保町に来たら、必ず立ち寄る店です。

最近では、私は仕事の関係で、客から本を納める側としてお店に出入りするようになりました。そこで分かったのは、お客さんの中に取次の(?)専門の方がいらっしゃる、ということでした。大きな出版社から出していない本のことを、どこから情報収集するかといったら、ここなんですね。納入側になってから初めて知りました。(私が入れている本も、ここで見てくださいね)

その書肆アクセスなのですが、11月17日で閉店することになりました。ここがなくなると、地方にしかない希少な本...というか地域限定のマニア本は、おいそれと手に入らなくなってしまいますね...。


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